両大戦間期の日英経済関係の諸側面
| 奥 和義 著 | |
| 判 型 | A5判上製 | 
|---|---|
| ページ | 154頁 | 
| 定 価 | 3,850円(本体3,500円+税) | 
| ISBN | 978-4-87354-631-5 | 
| 分類コード | C3033 | 
| 刊行年月 | 2016年03月 | 
1930年代の日英経済関係は満州事変以降、直線的に政治的経済的に緊張したわけではなく、政治的経済的な協調関係の再構築が試みられる一方、世界の諸地域で対抗関係も見られるようになり、国際政治経済の情勢変化の中で多様な可能性が模索されていた。それは現代日本をとりまく国際政治経済情勢を考察する上で示唆に富む過去の鏡になる。
- 目 次
- 目 次
 序 章 本書の目的と方法
 第1章 1930年代のイギリスと日本の貿易・国際収支
 第2章 両大戦間期における日英の競争について
 -英国公文書館所蔵文書CO852/23/5を中心に
 第3章 1930年代の日本のダンピング問題
 -論争の内容と本質
 第4章 両大戦間期の国際金融におけるイギリス、アメリカと中国
 第5章 1935年の中国の貨幣制度改革について
 あとがき

