関西大学出版部

カートを見る

聖なるものをめぐる哲学 ミルチャ・エリアーデ 

マルセリーノ・アヒース=ビリャベルデ 著
平田 渡 訳
 
 
シリーズ 関西大学東西学術研究所訳注シリーズ16
判 型 A5判上製
ページ 374頁
定 価 3,740(本体3,400円+税)
ISBN 978-4-87354-563-9
分類コード C3014
刊行年月 2013年03月

ポール・リクールの薫陶をうけた、若手実力派のスペイン人哲学者による、エリアーデの思想と方法論をめぐる学問史の試み。アルカイック期の宗教的な人間について、<聖なるものの弁証法>と<宗教的シンボリズム>が中心的な役割を果たす、現象学的な方法論によって真相が解き明かされる。格好のエリアーデの入門書。

目 次
 序
 感謝の言葉
 まえがき
第一章 人と作品
  1 伝記に関する簡潔なメモ
  2 作品を理解するために必要な要素
第二章 聖なるものへの最初のアプローチ
  1 聖なるもの対俗なるもの
  2 聖体顕現【エピファニー】
第三章 シンボルと神話における聖なるもの
  1 シンボルと文化
  2 神話
第四章 空間と時間における聖なるもの
  1 聖なる空間
  2 聖なる時間
結び
 新しいユマニスム
 原註
 参考文献
 あとがき