関西大学出版部

カートを見る

太宰・漱石・モームの小説 他作家の影響を探る

越川 正三 著
 
 
 
判 型 A5判上製
ページ 262頁
定 価 4,400(本体4,000円+税)
ISBN 4-87354-216-2
分類コード C3095
刊行年月 1997年04月
品切れ

太宰をヒューマー作家として新評価した後、『新ハムレット』をシェークスピアと、「駈込み訴へ」をワイルドの『獄中記』と比較して論じた。また、漱石の『虞美人草』『三四郎』『明暗』におけるメレディスとオースティンの‘影響’を考察した。さらにモームの『昔も今も』と『剃刀の刃』を比較文学の観点から論じている。

目 次
第一章 太宰治論
第二章 夏目漱石の小説と英文学
第三章 サマセット・モームの小説について