グローバリゼーションを規律するMoneyとJusticeの関係について
原田 輝彦 著
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判 型 | A5判 |
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ページ | 272頁 |
定 価 | 3,190円(本体2,900円+税) |
ISBN | 978-4-87354-720-6 |
分類コード | C3030 |
刊行年月 | 2020年03月 |
本書は貿易構造高度化と国際金融システム論をめぐるグローバリゼーションの進展、今日のビジネス環境、多国籍企業の特徴や、グローバルビジネスと地域経済の関係を多面的に論じる。国内法と国際法の変容にも言及して、公正な貿易の発展を支える国際金融制度構築と歴史的文脈を明らかにする。
- 目 次
- Ⅰ はじめに
Ⅱ 貿易構造高度化と国際金融システム発展を巡る諸言説
1 グローバリゼーションとは何か
2 グローバリゼーションの進展とそれに伴う法的理解について
2-1 Jurist No.1356/2008.5.1&2008.515 合併・特集号『国家は衰退したか?』(序言 長谷部論文)
2-2 グローバリゼーションにおける国家─国際法の観点から(中谷論文)
2-3 「法と経済学」は何を教え、何を教えなかったか (常木論文)
Ⅲ グローバリゼーションとビジネス
1 今日のビジネス環境
2 多国籍企業が展開するビジネスの特徴
3 グローバルビジネスと地域経済
Ⅳ グローバリゼーションと法律
1 「グローバリゼーションを共通に規律する法律は存在するか?」
1 議論の前提を構成する諸概念の一例
2 人間社会と法秩序
3 結論
2 国内法の変容
3 国際法の変容
Ⅴ 公正な貿易の発展を支える国際金融制度構築とその歴史的文脈について
Ⅵ おわりに
補遺