関西大学出版部

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かかわりのコスモロジー 認知と臨床のあいだ

野村 幸正 著
 
 
 
判 型 四六判
ページ 260頁
定 価 2,136(本体1,942円+税)
ISBN 4-87354-168-9
分類コード C1011
刊行年月 1994年03月
品切れ

法則の定立と適用ではなく、繰り返すことのできない自らの体験それ自体に一つの意味を、またその普遍性を見出してゆく。全人的なかかわりを通して、人の働きとしての「私」の科学を確立し、自己を自己とする統一原理を探る。認知と臨床のあいだを埋める、いま話題の「状況論的心理学」の構築を目指す。

目 次
序 章 「人」の働きとしての「学」
第I部 かかわりとしての自己・世界
 第1章 生存を支える認識
 第2章 身体から認識へ
 第3章 生きるもの・生きること
 第4章 かかわりと因果律
第II部 関係の把握―自己を自己とする
 第5章 「わざ」のなかに自己を見出す
 第6章 自己の統一原理を求めて―「病い」から
終 章 未知の構想