ｼﾞｮﾝ･ｽﾀｲﾝﾍﾞｯｸ『怒りのぶどう』を読む アメリカのエデンの果て
| ルイス・オウエンズ 著
中山 喜代市 中山 喜満 訳 |
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| 判 型 | 四六判 |
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| ページ | 238頁 |
| 定 価 | 1,496円（本体1,360円+税） |
| ISBN | 4-87354-153-0 |
| 分類コード | C98 |
| 刊行年月 | 1993年03月 |
| 受賞・選定図書 | 日本図書館協会選定図書 |
1930年代には、アメリカン・ドリーム、アメリカの神話、アメリカのエデンはあったのか、なくなっていたのか、あるいはどこかへいってしまったのか。ネイティブ・アメリカン作家であり、かつ著名なスタインベック学者が、スタインベックの最高傑作『怒りのぶどう』の重層的構造と芸術性、その精髄を明快に読み解いた画期的な評論。
- 目 次
第一章 歴史的コンテクスト 第二章 作品の重要性 第三章 批評の歴史
『怒りのぶどう』を読む
第四章 序章 第五章 参加と教育 第六章 聖書的ジョード
第七章 アメリカン・ジョード
第八章 「おじいさんがインディアンを殺し、父さんが蛇を殺したんだ」
第九章 約束の地における「人間自身」 第十章 亀とトラック
第十一章 非難もしくは原因を超えて 第十二章 「創世記」からおんぼろ車まで
第十三章 オクラホマからハリウッドへ