関西大学出版部

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ポスト・ソヴィエト時代の「国家語」 
国家建設期のキルギス共和国における言語と社会

小田桐 奈美 著
 
 
 
判 型 A5判上製
ページ 280頁
定 価 3,850(本体3,500円+税)
ISBN 978-4-87354-599-8
分類コード C3087
刊行年月 2015年03月

近年ヨーロッパ型の「一国家一言語」モデルの矛盾や限界が指摘されているが、旧ソ連諸国においては現在もなお「国家語」を整備・推進する過程が進行している。転換期の社会で、言語はどのような役割を果たすのか。本書では、中央アジアのキルギス共和国における言語と社会の様相を、現地調査に基づいて明らかにする。

目 次
序章
第1章 理論的枠組み
第2章 ソ連およびキルギス共和国における言語政策の歴史
第3章 キルギス共和国の独立以降の言語状況
第4章 地位計画
第5章 実体計画
第6章 国家語委員会の活動
第7章 インタビュー調査
終章