関西大学出版部

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郵送調査法〔増補版〕 

林 英夫 著
 
 
 
判 型 A5判上製
ページ 504頁
定 価 4,620(本体4,200円+税)
ISBN 4-87354-433-5
分類コード C3036
刊行年月 2006年03月
品切れ

郵送調査法に関する基礎的および実践的な研究過程で蓄積された内外の文献やデータが集約されたわが国で最初の本格的な専門書の増補版である。個人情報保護法の全面施行により困難化した郵送調査の実施環境を踏まえ、研究者や実務家が直面する諸問題を考察するとともに、多分野での郵送調査法の利用可能性が示唆されている。

目 次
序章 郵送調査法の研究の意義
第1部 郵送調査法の研究の基礎
 第1章 郵送調査法とその特徴  第2章 郵送調査法の位置づけ
 第3章 郵送調査の実施  第4章 郵送調査における標本抽出
 第5章 郵送調査の効果指標
第2部 郵送調査法の研究の応用と理論
 第6章 郵送調査における回答誤差
 第7章 郵送調査における返送率の継時的推移パターン
 第8章 郵送調査における返送率を左右する効果要因
 第9章 郵送調査における回収票の識別
 第10章 郵送調査における無回答者の非協力理由
 第11章 郵送調査における回答者行動の説明理論
第3部 郵送調査法の実証的研究の事例
 第12章 研究事例の概要
 第13章 協力依頼状への捺印および返送先ならびに発送・返送郵便の種類が返送率に及ぼす効果
 第14章 認知的要因としての質問紙の外見の効果
 第15章 返送促進要因としての予告状および催促状の効果
 第16章 予告状および催促状の送付間隔ならびに質問紙再送付の効果
第4部 補遺
 第17章 郵送調査法における質問紙  第18章 『個人情報保護法』と郵送調査
 終章 郵送調査法の研究における今後の課題