関西大学出版部

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CPスノゥの大河小説研究 

田中 昭平 著
 
 
 
判 型 A5判上製函入
ページ 274頁
定 価 3,190(本体2,900円+税)
ISBN 4-87354-244-8
分類コード C3098
刊行年月 1998年03月
品切れ

C.P.スノゥといえば、F.R.リーヴィスとの「二つの文化」論争が思い起こされる。物理学畑出身のスノゥに文学はわからないとリーヴィスは極言したが、そのスノゥが実は小説を何冊も書いているのだ。スノゥの小説が果たしてリーヴィスの言のとおり立派な文学に価しないのか、価するのかを徹底的に論証した研究書が本書である。

目 次
第1章 シリーズ開幕:抱負とその挫折
第2章 Roy Calvertの果たす役割
第3章 希望の時代
第4章 円熟期とHomecomings
第5章 The MastersとThe Conscience of the Rich
第6章 The New Men
第7章 正義と不正
第8章 権力の回廊
第9章 理性の眠り
第10章 最後のこと
第11章 C.P.Snowの書評