道教・民間信仰における元帥神の変容
二階堂 善弘 著
|
|
シリーズ | 関西大学東西学術研究所研究叢刊27 |
---|---|
判 型 | A5判 |
ページ | 262頁 |
定 価 | 2,750円(本体2,500円+税) |
ISBN | 4-87354-435-1 |
分類コード | C3014 |
刊行年月 | 2006年10月 |
中国において今でも信仰される神々の多くは、元帥神という武神から変化してきたものである。しかし、道教や民間信仰におけるその変容については、不明確な部分が多かった。本書は、道教経典や民間信仰の神学類書、さらに通俗文学の資料を博捜し、中国の武神の発展と変化の過程を解明する。
- 目 次
- 前言―中国における神信仰の変容と元帥―
第一章 通俗文学作品と元帥神
第二章 『三教捜神大全』の構成
第三章 道教における元帥神
第四章 元帥各神考
結語―元帥神の起源と変容―