関西大学出版部

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清代帆船沿海航運史の研究 

松浦 章 著
 
 
 
シリーズ 関西大学東西学術研究所研究叢刊33
判 型 B5判上製
ページ 738頁
定 価 8,800(本体8,000円+税)
ISBN 978-4-87354-482-3
分類コード C3022
刊行年月 2010年01月
品切れ

17世紀後半において清朝中国が沿海民衆の海上活動を認めると、沿海民衆は帆船ジャンクを用いて盛んに海上活動を行っている。その活動の舞台は、北は渤海から黄海・東シナ海・台湾海峡・南シナ海などの中国沿海が主要な海域であった。しかし、その帆船活動の実態はこれまで明らかでなかったが、本書はその実態を解明している。

目 次
口絵  序  目次
序論 清代帆船沿海航運史の研究
第1編 清代帆船の朝鮮・日本・琉球漂着史料
第2編 清代帆船山東・東北・天津沿海の航運業の展開
第3編 清代帆船浙江沿海の航運業の展開
第4編 清代帆船福健沿海の航運業の展開   
第5編 清代帆船粤東・台湾沿海の航運
終章 清代帆船の航運活動について
後記  【資料編】 【初出一覧】 【中文提要】 【跋文】 【事項索引】