俳句の本質
乾 裕幸 著
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判 型 | 四六判上製 |
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ページ | 460頁 |
定 価 | 4,620円(本体4,200円+税) |
ISBN | 4-87354-363-0 |
分類コード | C3092 |
刊行年月 | 2002年09月 |
受賞・選定図書 | 日本図書館協会選定図書 |
平成12年9月に他界した近世俳諧研究者・乾裕幸の最後の論文集で、〈古俳諧と狂歌〉序説、滑稽―古典俳句の機構―、俳句解体新書、その他の論文19編、および対談等を収める。全体に『万葉集』の〈無心所着歌〉を源流とする俳諧ならびに俳句という文芸の本質を解明しようとする著者の一貫した研究姿勢が窺える。
- 目 次
- 西山宗因 俳諧師西鶴 二万翁の誇り 『談林十百韵』解題 『天満千句』抄粗注 談林派の古典受容 談林俳諧史 『大坂獨吟集』出典考修補 『大坂獨吟集』覚書 〈古俳諧と狂歌〉序説 〈連句は曲解の文学〉説批判 滑稽 芭蕉と滑稽 芭蕉の「や」と「に」 元日の芭蕉 「足袋」の季 俳句解体新書 近世歳時記の誕生 いま現代人が芭蕉に学ぶこと 対談 芭蕉と現代俳句 ほか