関西大学出版部

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フランス急進社会党研究序説 

土倉 莞爾 著
 
 
 
判 型 A5判
ページ 246頁
定 価 3,520(本体3,200円+税)
ISBN 4-87354-288-x
分類コード C3031
刊行年月 1999年05月
品切れ

フランス急進社会党は第三共和制期の代表的な政党であるが、政党組織から見ると19世紀的な幹部政党である。本書はこのような政党組織の問題点を急進社会党史のなかで解明してゆこうとしている。フランスの議会制民主主義の第三共和制における展開は急進社会党をぬきにしてはなされないから、その意味で本書は政党論であり、民主主義論である。

目 次
第一章 フランス革命とフランス急進派の系譜  
第二章 急進社会党と第三共和制  第三章 地方史の急進社会党  
第四章 急進派議員の政治行動―急進社会党史のなかで  第五章 急進社会党と圧力団体  
第六章 アベ・ルミール小論―十九世紀末フランス政治史の一側面
第七章 初期ド・ゴールの政治思想―「フランスの栄光」という保守主義
第八章 M.アンダーソン「フランスの保守政治」(紹介)