サーカス えも言われぬ美しさの、きらびやかにして、永遠なる
ラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナ 著
平田 渡 訳 |
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所訳注シリーズ19 |
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判 型 | A5判上製 |
ページ | 544頁 |
定 価 | 4,730円(本体4,300円+税) |
ISBN | 978-4-87354-628-5 |
分類コード | C3097 |
刊行年月 | 2016年03月 |
サーカス〈番記者〉を自認するスペイン前衛派作家、ラモンが書き留めた、はらはらどきどきの、空中ブランコや綱渡り、曲馬の高度な技、そして観客に笑いをふりまき、心をなごませる道化師の練達の芸。ベル・エポックのパリとマドリードに花開いたサーカス文化の、馥郁たる薫りがただよう。文化人類学的に評価の高い作品。
- 目 次
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序
皮肉屋のシルク・ハットをかぶって / サーカス・シーズン到来 / 皮切りの演目 /
物静かな演目 / 幕開けのことどもをさらに詳しく / ちらりと目をやること /
道化師 / 曲馬嬢 / サーカスの自転車乗り / 観客 / 通用門と扉 /
奇想天外なことども / 曲芸師、奇術師、魔術師 / 休憩 / 鬼面人を驚かすような演目 /
軽業師 / 催眠術師 / 日本人 / 動物 / 海豹もしくは海驢 / サーカスの人魚 /
旅籠とサーカス / 蛇おとこ / しなやかな体をしたサーカスのおんな芸人 / 音楽 /
舞台監督 / 昼の部の興行 / サーカスのポスター / 操り人形
終 章
補 遺
あとがき