東南アジアの華人廟と文化交渉
二階堂 善弘 著
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所研究叢刊60 |
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判 型 | A5判 |
ページ | 146頁 |
定 価 | 2,640円(本体2,400円+税) |
ISBN | 978-4-87354-713-8 |
分類コード | C3014 |
刊行年月 | 2020年02月 |
ご好評につき第二刷刊行!
シンガポールとマレーシアを中心に、東南アジアの華人たちの民間信仰や道教、習合の状況を現地調査に基づき報告する。またベトナム・タイ・フィリピンのチャイナタウンの廟の状況についても報告。様々な宗教文化が交錯する現象を文化交渉の視点から追う。
- 目 次
前言
第1章 シンガポール・マレーシアの華人廟
1. シンガポールの聯合廟
2. チャイナタウンの天福宮・粤海清廟とゲイラン順天宮
3. クラーク・キーの保赤宮と鳳山寺
4. ホウカンの斗母宮と九皇大帝
5. マレーシアのババ・ニョニャ文化
6. マラッカの青雲亭と三多廟
7. マラッカ保安宮と祖師信仰
8. ペナンジョージタウンのコンシー
9. クラン・ジェティ―の華人廟
10. クアラ・ルンプール周辺の華人廟
11. ジョホール・バルの柔仏古廟
第2章 各地チャイナタウンの華人廟
1. ホーチミンの華人廟
2. ホイアンの華人廟
3. ハノイの鎮武観
4. ハノイの西湖府
5. マニラの華人廟
6. ジャカルタの華人廟
7. バンコクの華人廟
第3章 いくつかの宗教施設と祭神
1. 宗教施設の性格
2. ガネーシャ神と華人廟
3. 『西遊記』『封神演義』の華人廟への影響
4. 華光大帝と二郎神の混同
5. 五営とその祭神
6. ハウパーヴィラとブキット・ブラウン
7. ベサク・デイとタイプーサム後記