関西大学出版部

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幼児の知的発達 

松村 暢隆 著
 
 
 
判 型 A5判上製函入
ページ 240頁
定 価 4,805(本体4,369円+税)
ISBN 4-87354-119-0
分類コード C3011
刊行年月 1990年03月
品切れ

幼児期の知的有能さと発達の様子が現在ではピアジェを超えて明らかにされつつある。本書は最近の実験心理学的諸研究に基づき、見えや思考の〈視点取り〉(他者の視点に立つ能力)とその関連領域(描画、言語活動、道徳性、類・関係概念等)について領域共通の認知機制の発達的変化を解明する。日本では未だ発展途上の分野に時宜を得た展望を与える研究・学習者必見の書。

目 次

第1章 序論:知的発達の把握  第2章 視覚的視点取り
第3章 視点と描画  第4章 認知的視点取り
第5章 言語活動と視点  第6章 向社会的判断
第7章 類概念と類否定  第8章 類と関係の対二項性
第9章 見かけと本当の区別  第10章 総括:幼児期の認知機制