近世東アジアにおける口語中国語文の研究 中国・朝鮮・日本
奥村 佳代子 著
|
|
シリーズ | 関西大学東西学術研究所研究叢刊58 |
---|---|
判 型 | A5判 |
ページ | 378頁 |
定 価 | 2,310円(本体2,100円+税) |
ISBN | 978-4-87354-699-5 |
分類コード | C3087 |
刊行年月 | 2019年03月 |
中国、朝鮮、日本には、それぞれ話し言葉として記述された資料群がある。話されたように書くことが意識された中国語とは、どのような特徴を持ち、また資料によってどのような違いが見られるのだろうか。唐通事の会話テキスト、中国档案資料の供述書、備辺司の問情別単等の資料を用い、話し言葉と書き言葉の境界を考察する。
- 目 次
序/前言
序論 近世東アジアにおける口語体中国語本論 近世日本における口頭中国語「唐話」の世界
第一編 江戸時代における口頭中国語の受容
第二編 岡島冠山と唐話
第三編 唐話と白話結論
あとがき