関西大学出版部

カートを見る

教育改革のながれを読む 高次な思考力育成を目指して

黒上 晴夫 編著
 
 
 
判 型 A5判
ページ 214頁
定 価 1,430(本体1,300円+税)
ISBN 4-87354-393-2
分類コード C3037
刊行年月 2021年01月
品切れ

新指導要領に基づく教育が始まった。総合的学習や情報教育など、従来とは異なるカリキュラムが実施されている。しかし、この教育改革には学力低下につながるなどの批判も大きい。教育実践研究の先端にいる著者たちが、この大教育改革の真価について、育てようとしている学力と、その評価方法という視点から読み解いてゆく。

目 次
第1部 学力と情報環境の整備
 第1章 「学力低下論」にどう切り込むか
 第2章 教育の情報化について          
第2部 学力問題をどうとらえるか
 第3章 総合的な学習の成果と課題
 第4章 総合的学習の学力
 第5章 学力論争の射程〔学力低下論を通して〕
 第6章 教育改革の状況
 第7章 総合的学習と学力問題の交差点
第3部 新しい評価へのアプローチ
 第8章 相対評価から絶対評価へ
 第9章 個の長期的な成長を組織化するポートフォリオ評価
 第10章 活動理論と評価
 第11章 教師の主観を集める
 第12章 教育の情報化の観点からの新しい学習活動と評価
 第13章 第3部まとめ:現場からみた評価の問題
第4部 展望
 第14章 教育改革と学校現場
 第15章 教育改革への期待