ドイツにおける神秘的・敬虔的思想の諸相 神学的・言語的考察
芝田 豊彦 著
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判 型 | A5判上製 |
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ページ | 354頁 |
定 価 | 3,410円(本体3,100円+税) |
ISBN | 978-4-87354-440-3 |
分類コード | C3014 |
刊行年月 | 2007年03月 |
ドイツ神秘主義も含めながら、ドイツ敬虔主義に重点を置いて、神秘的・敬虔的思想の神学的・言語的解明を目指した。取り扱った主要人物ないし運動を時代順に挙げると、ゾイゼ、タウラー、ルター、アルノルト、フィラデルフィア運動、エーティンガー、ゲーテ、ヘーゲル、ヘルダーリン、聖化運動、等となる。
- 目 次
- 第1章 ゾイゼにおける「放下」と「キリストの形」について-道元、一遍との比較-
第2章 ルター聖書におけるKlarheit-由来と18世紀の用法-
第3章 ゴットフリート・アルノルトとソフィア神秘主義
第4章 ドイツ・ヘッセン地方の敬虔主義における雅歌-フィラデルフィア運動と「私の自由意志の民」-
第5章 エーティンガーとヘルダーリンにおける万物和解説
第6章 ヘーゲルとエーティンガーにおける「生」の思想-ヘルダーリンとの関連で-
第7章 ヘルダーリンの『ヒュペーリオン』におけるGeistの用法
第8章 ヘルダーリンのキリスト讃歌におけるGeistの用法
第9章 テオドル・イェリングハウスにおける聖化」 の諸問題
第10章 キルケゴール、バルト、滝沢の神学-神学と哲学の関係について-
付録1 敬虔主義とゲーテ
付録2 ヘーベルとハイデッガー
付録3 ピスカートア聖書における雅歌