関西大学出版部

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国境なきヨーロッパ 文学と思想における異文化接触の形

和田 葉子 編著
 
 
 
シリーズ 関西大学東西学術研究所国際共同研究シリーズ8
判 型 A5判
ページ 116頁
定 価 1,980(本体1,800円+税)
ISBN 978-4-87354-496-0
分類コード C3098
刊行年月 2010年03月
品切れ

西欧における文学と思想の異文化接触の多様な姿を多角的に考察する。地理的、時間的に広範囲に及ぶ各国の文学と思想、特に、イギリス、アイルランド、スペイン、ドイツを中心に、これらの国や地域に見られる異文化交流や共生の実体について、その形態・特質・意義を明らかにすべく日本、アメリカ、スペインの研究者が執筆。 ※この本は、約3分の1が欧文で記載されています。

目 次
序文 (松浦 章)
まえがき (和田葉子)
As I fly away on one spring day reflections in Beirut on the primordial undercurrent of Japanese modernity (?田康成)
Welsh loanwords in the AB Language (Andrew Breeze)
Early Irish Borrowing in old English as Evidence for Hiberno-Saxon Cultural Contacts:
a Peliminary Investigation (Patrick O’Neil)
ラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナをめぐる毀誉褒貶について (平田 渡)
農村改革の牧師、J.F.オーバリーンとアルザス (八亀徳也)
初期中英語の宗教作品に見る愛の受難曲 (和田葉子)
トミズム : ヨーロッパ・カトリシズムの伝統 (加藤雅人)
執筆者紹介