関西大学出版部

カートを見る

法律行為論の研究 

高森 八四郎 著
 
 
 
判 型 A5判上製函入
ページ 476頁
定 価 7,476(本体6,797円+税)
ISBN 4-87354-137-9
分類コード C3032
刊行年月 1991年10月
品切れ

前著『法律行為論上の基本的諸問題』に著者の代表作「和解の基礎に関する錯誤」のほか「損害賠償と示談の拘束カ」他を収め、大幅に増補改訂した。前著同様著者独自の視点により判例、学説の問題点を明らかにして、比較法的見地からしても具体的に妥当な結論の導出を図っている。法律行為論の多面的考察を行った著者の代表作。

目 次

第一章 錯誤の理論
 第一節 若いの基礎に関する錯誤  第二節 若いと錯誤  第三節 損害賠償と示談の拘束力
 第四節 示談における前提合意と錯誤  第五節 錯誤無効の意義
 第六節 動機の表示と要素の錯誤
第二章 無能力者の詐術
第三章 代理の理論
 第一節 代理人の権限濫用と相手方保護
 第二節 不動産取引と民法一一〇条の「正当理由」
 第三節 無権代理及び他人物売買と相続
第四章 法律行為効果論
 第一節 無効・取消と原状回復義務  第二節 解除と原状回復義務