近世対馬陶窯史の研究
泉 澄一 著
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所研究叢刊8 |
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判 型 | A4判上製函入 |
ページ | 534頁 |
定 価 | 9,611円(本体8,738円+税) |
ISBN | 4-87354-135-2 |
分類コード | C3021 |
刊行年月 | 1991年09月 |
近世対馬の陶窯については不確かな二次的史料をもとに、 これまで誤謬の多い解説が行われてきていた。本書は第一級の史料である対馬藩の「宗家文書」をもとに、対州諸窯の実態とその窯史に取り組んだ本格的な研究書。実証的な論考によって従来の誤謬を改め、対州諸窯をめぐる数々の歴史的な新事実や技術伝承の系譜を明らかにする。
- 目 次
第一章 対州諸窯史研究の回顧と展望
第二章 久田窯をめぐって
第三章 志賀窯(その一)
第四章 倉田氏経営の立亀窯
第五章 志賀窯(その二)
第六章 幕末の諸窯と柞灰の浜出
第七章 明治~大正期の対州諸窯
対州窯関係 略年表