続狂言史の基礎的研究
関屋俊彦 著
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判 型 | A5判上製 |
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ページ | 834頁 |
定 価 | 8,800円(本体8,000円+税) |
ISBN | 978-4-87354-610-0 |
分類コード | C3070 |
刊行年月 | 2015年03月 |
第一論文集『狂言史の基礎的研究』以来20年ぶりに狂言を史的観点から総括。新たに見出された大蔵宗家文書と新生田文庫本の二本柱を軸に展開される。常に文学史を念頭に置いて書かれた恩師伊藤正義氏の遺訓を胸に、後学のためにあえて「室町時代の天才たち」を冒頭に、人間喜劇としての狂言が世界の笑い研究にいかにかかわるかを示唆。
- 目 次
- 目 次
第1篇 狂言師周辺の天才たち
第2篇 流動期の狂言と大蔵弥右衛門家をめぐっての諸問題
第3篇 関西の能・狂言考証
第4篇 能・狂言作品研究覚書
第5篇 能楽史料考証
第6篇 笑いの理論から世界の能・狂言へ
第7篇 翻刻の章