情報社会の理論的探究 情報・技術・労働をめぐる論争テーマ
野口 宏 著
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判 型 | A5判上製 |
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ページ | 428頁 |
定 価 | 3,520円(本体3,200円+税) |
ISBN | 4-87354-243-x |
分類コード | C3036 |
刊行年月 | 1998年03月 |
現代経済を考える上で情報化を避けて通れないが、情報とは何か、情報は商品として価値をもつか、情報は生産力になるか、情報処理労働は生産的労働か、といった基本的問いは、長い論争に絡むだけに理論的には困難な問題をはらんでいる。本書は十余年の論争を通じて示された情報・技術・労働に関わる基本問題の解明である。
- 目 次
- 第1部 情報論
第1章 情報・コンピュータ論の前進のために 第2章 反映論と情報の概念
第3章 人工知能と機械論的人間観 第4章 情報学における情報の概念
第2部 技術論
第5章 コンピュータと資本主義 第6章 コンピュータの内的発展法則
第7章 技術発展の論理 第8章 技術論に関する考察 第9章 管理技術に関する考察
第3部 労働論
第10章 ソフトウェアと経済理論 第11章 生産力とは何か
第12章 情報化と労働価値論