泊園書院と漢学・大阪・近代日本の水脈 関西大学創立130周年 泊園書院シンポジウム論文集
吾妻 重二 編著
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所研究叢刊56 |
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判 型 | A5判上製 |
ページ | 250頁 |
定 価 | 3,520円(本体3,200円+税) |
ISBN | 978-4-87354-662-9 |
分類コード | C3021 |
刊行年月 | 2017年08月 |
関西大学の知的ルーツの一つとなった大阪の私塾、泊園(はくえん)書院。江戸後期から明治・大正・昭和へと続くその知的伝統を、学問や芸術、門人、人脈の軌跡をめぐって論じ、漢学・大阪・近代日本とのかかわりを照射する。関西大学創立130周年を記念して開かれたシンポジウムの論文8点を収める。最新の研究成果。
- 目 次
- はじめに
藤澤東がいと泊園書院の琴学
藤澤南岳と明治漢誌壇
大成会の釈奠 ―藤澤南岳と山本梅崖と―
藤澤南岳の世界認識に関する考察 ―正徳・公平・天人の諸概念を中心に
藤澤南岳の芸術趣味と大坂の四条派絵画
三島中洲と二松学舎の漢学教育
泊園書院出身の東洋学者たち
岡本韋庵のアジア観
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