関西大学出版部

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労働者概念の再構成 

川口 美貴 著
 
 
 
判 型 A5判上製
ページ 508頁
定 価 4,180(本体3,800円+税)
ISBN 978-4-87354-542-4
分類コード C3032
刊行年月 2012年03月

労働法分野及び労働基準法・労働契約法・労働組合法の対象とする労働者に関して、法制の沿革を考察し、使用従属性を判断基準とする従来の行政解釈・学説・判例を批判的に検討する。また自ら他人に有償で労務を供給する者であること及び交渉の非対等性を基本的判断基準として、法理論を体系的に再構成し、労務供給者の類型別に再検討する。

目 次
 序 本書の目的・構成・基本的視点と結論・用語と表現
第1部 総論
 第1章 前提的考察
 第2章 労働法の対象とする労働者
  第1節 問題の所在 第2節 従来の学説と批判的検討 第3節 労働法の対象とする労働者の再構成
第2部 各論
 第1章 客観的基準・要件による契約締結前の決定
 第2章 労働基準法上の労働者
  第1節 前提的検討 第2節 法制の沿革 第3節 行政解釈・労基研報告・学説・判例 第4節 労働基準法上の労働者概念の再構成
 第3章 労働契約法上の労働者
  第1節 前提的検討 第2節 法制の沿革 第3節 行政解釈・学説・裁判例 第4節 労働契約法上の労働者の再構成
 第4章 労働組合法上の労働者
  第1節 前提的検討 第2節 法制の沿革 第3節 行政解釈・学説・命令・判例・労使関係法研究会報告 第4節 労働組合法上の労働者概念の再構成
 第5章 労務供給者の類型別検討
  第1節 問題の所在 第2節 労働者性の判断 第3節 外勤型
  第4節 運動・芸術・芸能型 第5節 対人サービス型 第6節 技術・技能・専門職型
  第7節 看護・介護・育児・保育・家事労働型 第8節 運送型 第9節 建設土木・林業型
  第10節 家内労働・在宅勤務型 第11節 親族型 第12節 シルバー人材センター型
  第13節 研修・実習型 第14節 店舗経営型 第15節 経営者型
 総括 労働者概念の再構成・本書の意義・立法論上の課題
資料編
 資料? 労働基準法研究会報告
 資料? 労働基準法研究会労働契約等法制部会
           労働者性検討専門部会報告
 資料? 労使関係法研究会報告
[追補] ビクターサービスエンジニアリング事件最高裁判決
       (2012〈平成24〉年2月21日)の意義と評価