日本の経済学史
杉原 四郎 著
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判 型 | A5判上製函入 |
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ページ | 274頁 |
定 価 | 6,087円(本体5,534円+税) |
ISBN | 4-87354-148-4 |
分類コード | C3033 |
刊行年月 | 1992年10月 |
本書は、(1)わが国における経済学史研究史を、アダム・スミスを軸として概観し、(2)日本の経済思想史の400年の歩みを素描し、(3)関西大学における経済学の展開を、吉田一士と河上肇に焦点をおいてたどる。河上は(1)と(2)でも重要な人物だから、本書はスミスと河上肇を中心に、自由主義と社会主義の両面から日本の経済学史を研究したものといえよう。
- 目 次
- 第一部 わが国における経済学史研究の展開
第一章 明治・大正の経済学史研究 第二章 大正デモクラシー期のイギリス研究
第三章 日本のアダム・スミス研究史に関する一考察
第四章 昭和10年代の経済学史 第五章 アダム・スミス文献解題
第二部 素描日本経済思想史
第六章 日本経済思想への歴史的アプローチ
第七章 日本経済思想史散歩 第八章 書評と紹介
第三部 関西大学の経済学と河上肇
第九章 関西法律学校と経済学 第十章 仏法・英法系法律学校の経済学
第十一章 河上肇と関西大学 第十二章 書評と紹介