関西大学出版部

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清代上海沙船航運業史の研究 

松浦 章 著
 
 
 
シリーズ 関西大学東西学術研究所研究叢刊25
判 型 B5判上製
ページ 588頁
定 価 8,250(本体7,500円+税)
ISBN 4-87354-405-x
分類コード C3022
刊行年月 2004年11月
品切れ

17~20世紀初期において上海の黄浦江岸に南市があり、その地で平底船舶沙船を保有した船商は、沙船で盛んに東北沿岸の港市から大豆や大豆油、豆粕などを上海にもたらした。この沙船による輸送業は上海経済に活況を与え、関連産業を活性化したのである。その沙船の輸送業の実態を当時の新聞記事等から解明している。

目 次
序説   清代沙船航運業研究の課題
第1編  清代沙船航運業の萌芽
第2編  清代江南沙船の航海軌跡
第3編  清代上海沙船航運業の展開