南太平洋の英語文学の研究
安川 _ 著
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所研究叢刊22 |
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判 型 | A5判上製函入 |
ページ | 190頁 |
定 価 | 3,520円(本体3,200円+税) |
ISBN | 4-87354-377-0 |
分類コード | C3097 |
刊行年月 | 2003年03月 |
わが国にはまだほとんど紹介されていないフィジー、サモア、トンガ、白人系とマオリの二文化主義のニュージーランドなどの英語で書く作家達の新鮮で力強い新文学を解読する。サモアの酋長位をめぐる争いと家族内の悲劇的な葛藤を描いた重厚な小説、『尻に接吻』や『楽園最後の処女』のような奇想天外な滑稽譚や喜劇など、活力ある南太平洋の文学を紹介する。
- 目 次
- 第1章 南太平洋の英語文学概説
第2章 南太平洋の小説家アルバート・ウェント
第3章 南太平洋の諷刺作家エペリ・ハウオファ
第4章 南太平洋の劇作家ヴィルソーニ・ヘレニコ
第5章 ニュージーランド文学の特異性