関西大学出版部

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国家刑罰 その意義と目的

ギュンター・ヤコブス 著
飯島 暢 共訳
川口 浩一 共訳
 
判 型 A5判上製
ページ 140頁
定 価 1,980(本体1,800円+税)
ISBN 978-4-87354-560-8
分類コード C3032
刊行年月 2013年03月
品切れ

国家刑罰論の本質を思想史的な背景から鋭利に描きだすヤコブス刑罰論の翻訳。付録として、講演「どのようにそして何を刑法は保護するのか?」の翻訳と原文も掲載。訳者による解説文も充実。研究者、実務家その他刑法にたずさわる全ての者にとって必読の書。『法的強制と人格性』と対をなす翻訳シリーズ第2弾!堂々の刊行。

目 次
日本語版へのまえがき
1.啓蒙哲学における目的刑
2.カントにおける応報刑
3.フォイエルバッハにおける威嚇予防
4.異議と苦痛賦課
5.他者の威嚇,特別予防
6.人格対敵
〈解説1〉ヤコブスにおける刑罰の現実性と認知的保障
〈解説2〉ヤコブス説における刑罰理論と刑法理論の関係について
[付録]
どのようにそして何を刑法は保護するのか?(和文)
 ―異議と予防,法益保護と規範妥当の保護
Wie und was schutzt das Strafrecht?(独文)