標識のある迷路 現代日本文学史の側面
| 谷沢 永一 著
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| 判 型 | Ａ５判上製函入 |
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| ページ | 466頁 |
| 定 価 | 3,300円（本体3,000円+税） |
| ISBN | 4-87354-037-2 |
| 分類コード | C3095 |
| 刊行年月 | 1975年01月 |
日本近代文学研究の第一線に立つ俊秀の第四論文集。大正5年を現代文学史の起点と見定め、それ以後の60年におよぶ文学の流れから本質的な問題のみをつかみだした論考40数篇を収む。博覧強記をもって鳴る著者の緻密な資料調査と、鴎外や直哉の評価を根本的に再検討するなど熾烈な問題意識との見事な結晶。
- 目 次
（目次）
大正五年の文学史的意味 批評家芥川龍之介 安倍能成 小宮豊隆 批評家宇野浩二 池崎忠孝の見た芥川 月遅れ評論家片上伸 二つの堕落 抽象的自然 「女工哀史｣ 大正期の文壇風聞記など 現代評論の中世像 現代評論の古代像 他