近代啓蒙の足跡 東西文化交流と言語接触:『智環啓蒙塾課初歩』の研究
沈国威 編著
内田 慶市 編著 |
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所研究叢刊19 |
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判 型 | A5判上製 |
ページ | 340頁 |
定 価 | 4,400円(本体4,000円+税) |
ISBN | 4-87354-355-x |
分類コード | C3087 |
刊行年月 | 2002年03月 |
『智環啓蒙』(1856)は、中国のみならず幕末・明治初期の日本でも広く読まれ、当時の日本人の知識形成に大きな役割を果たしたが、本書は『智環啓蒙』を資料として近代の日中欧間の文化交流と言語接触の史実を詳細に検証したものである。総語彙索引、香港初版の影印本文を付し、東洋の近代を研究する上での貴重な基礎資料として使用できる。
- 目 次
- 序 章 検証:啓蒙の時代
第1章 中国の『智環啓蒙塾課初歩』
第2章 『智環啓蒙塾課初歩』の訳語
第3章 日本に渡る『智環啓蒙塾課初歩』
終 章 『智環啓蒙』から見る近代への異なる道程