上方文化を探索する
井上 宏 編著
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判 型 | A5判 |
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ページ | 256頁 |
定 価 | 1,540円(本体1,400円+税) |
ISBN | 978-4-87354-462-5 |
分類コード | C3036 |
刊行年月 | 2008年10月 |
これからの関西はどのようになっていくのであろうか?絶えず変化をとげてきた関西には、今なおその根底に上方文化の持続を感じずにはおられない空間がある。そこには長い歴史の中で育まれた生活文化のクオリティ・オブ・ライフがある。上方を愛する17人の執筆者が専門性を生かして、多様な視点から上方文化の過去・現在・未来について探索する。
- 目 次
- 序論 今なぜ 「上方」 を探索するのか(井上宏)
第一部 上町台地の探索
1 わが国最初の中国風都市 「難波-大阪」(西田孝司)
2 上町台地に生き抜く生き物たち(範国平治)
3 大坂町人の社交場(関屋俊彦) 4 からほりのまち再発見(寺西章江)
5 天王寺蕪が野沢菜になった!(難波りんご) 6 上町台地を世界遺産に(西田孝司)
第二部 なにわ文化の探索
1 大都市どまんなかの動物園(中川哲男) 2 薬の船場道修町(三島佑一)
3 なにわの生涯学習(井上宏) 4 上方の食材について(真野修三)
5 大阪の笑い(井上 宏) 6 良好なコミュニケーションを築く大阪人(柴田重信)
7 関西のユーモア 夫婦リレー(土井陽子) 8 なにわの踊り(飛鳥峯王)
9 関西、始まりの風景(真野修三) 10 大阪ビジネスと東京ビジネスの比較(井上範之)
11 関西と関東(真野修三)
第三部 上方文化の広さと深さ
1 兵庫の津の再発見(板東慧) 2 京都から発信するいけばな(笹岡隆甫)
3 京都の漆(三木啓樂) 4 きもの文化再考(板東慧)
5 上方文化を遊ぶ(藤井秀昭)