経済発展と交通・通信
関西大学経済史研究会 編
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判 型 | A5判上製 |
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ページ | 260頁 |
定 価 | 2,750円(本体2,500円+税) |
ISBN | 978-4-87354-591-2 |
分類コード | C3033 |
刊行年月 | 2015年01月 |
本書は、グローバル経済史の研究を志す専門家のための論文集である。近年、グローバル経済の発展の中で交通・通信の役割に経済史家は注目している。新世紀に入り、難題を伴いながらも新たな展開を示しつつあるグローバル経済を解明する本格的な専門書として社会人、学生必読の一書である。
- 目 次
- 第1部 北アメリカとイギリス
1 19世紀アメリカの経済発展と水路(運河)輸送
2 19世紀後半におけるカナダ二大鉄道網の形成について
3 1870年代末、原油生産者連合とスタンダード・オイルの攻防
4 アンテベラム期アメリカの発展と郵便サービス網
5 19世紀イギリス鉄道技師の教育と訓練
第2部 アジア・アメリカ
6 幕末京都への地理的移動パターン
7 近代日本における陸軍の道路使用
8 両大戦間期の上海における倉庫業の概観
9 ジェームズ・フィンリイ商会の通信記録から見た東インド会社
10 19世紀南アフリカのナタール植民地における鉄道建設