関西大学出版部

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巡歴 大和風物誌 

高橋 隆博 著
 
 
 
判 型 四六判上製
ページ 362頁
定 価 2,090(本体1,900円+税)
ISBN 978-4-87354-485-4
分類コード C0021
刊行年月 2010年03月
品切れ

平城遷都1300年。奈良・大和には、日本文化の基層をなす伝統文化がいまに息づく。
その美と風土、それらをささえる人々に焦点をあて、寺社の伝統行事と美術工芸の源流と生い立ちにせまり、その魅力をとく。知っておきたい大和の文化遺産を、もっと詳しく探る

目 次
はじめに
1 美術工芸
  赤膚焼  富本憲吉の陶芸  奈良漆器  奈良一刀彫
  奈良墨  吉野の和紙  高山の茶筅  奈良団扇
2 伝統諸職
  奈良晒  南都の酒  三輪素麺  郡山の金魚
  森野旧薬園  吉野漆と漆掻き  大和木綿と大和絣
  大和の薬と売薬
3 伝統行事
  東大寺お水取り  西大寺の大茶盛  薪御能  鹿の角切り
  春日若宮おん祭り  薬師寺花会式  当麻寺の練供養
  奈良豆比古神社の翁舞  法隆寺の修正会と鬼追い式
  矢田寺の練供養  蔵王堂の蛙飛び  猿沢池と釆女祭
4 近代奈良の美術
  明治の開封と奈良博覧会  奈良の漆芸
  奈良の作家たち  富本憲吉
あとがき