サマセット・モームの短編小説群
越川 正三 著
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判 型 | A5判上製函入 |
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ページ | 370頁 |
定 価 | 6,942円(本体6,311円+税) |
ISBN | 4-87354-134-4 |
分類コード | C3097 |
刊行年月 | 1991年11月 |
サマセット・モームは短編小説を117編書いたが、初期の意にそわない作品は短編小説全集に収録しなかった。死後それらの作品が刊行されたが、それさえ今日では入手がむずかしい。本書は、日本に未紹介の22編を含め、モームの全短編小説を紹介し論評した内外の読書界ではじめての書物である。
- 目 次
第1章 モームの短編小説について 第2章 『失われていた十七の短編小説』
第3章 『ロマンスの旅人』のなかの四編 第4章 『木の葉のそよぎ』
第5章 『キャジュアライナの木』 第6章 『アシェンデン』
第7章 『九月姫とウグイス』 第8章 『一人称単数』
第9章 『阿慶』 第10章 『コスモポリタンズ』 第11章 『処方はまえと同じ』
第12章 『環境の産物』 終 章 作中人物モーム氏の魅力