関西大学出版部

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場所の声を聞く 集まって住むカタチのデザイン

江川 直樹 著
 
 
 
判 型 A5判
ページ 212頁
定 価 1,980(本体1,800円+税)
ISBN 978-4-87354-524-0
分類コード C3052
刊行年月 2011年10月
品切れ

「場所の声を聞く」は、時間を経てさらに豊かになる集住環境のために建築はいかにあるべきかを考える視点である。そのような視点からの研究的実践プロジェクトについて、最終的な“カタチ”が導き出された考え方やプロセス、着目すべき視点や手法などを解説する。次代の豊かな集住環境を模索するすべての人々に読んでほしい。

目 次
はじめに
第1章 地域と共に棲むカタチ
 1・1 風景の中に深く根を下ろす集合住宅
 1・2 地域共生の土地利用検討会
第2章 暮らしとまちを再生しながら棲むカタチ
 2・1 多様な暮らしが丘状に積層する再生
 2・2 生活と風景のリノベーション
 2・3 人間サイズの街の再生
 2・4 運河沿いを通り抜ける街への再生
 2・5 住宅で見守られるみんなの広場を創出する再生
 2・6 山と海をつなぐ海浜住宅地の暮らしの風景の創出
 2・7 親空性と親街路性でタウンスケープを創出する再生
第3章 自然と共に棲むカタチ
 3・1 北下がり急斜面で豊かに暮らす方法
 3・2 空中緑間住宅
 3・3 市民が運営する公園の中の公共施設
 3・4 池の上の集会所
第4章 まちと共に棲むカタチ
 4・1 歩いて楽しい居住環境街区
 4・2 理想郷と名づけられた住宅地
 4・3 スペックによる街づくり
 4・4 街に開かれた内部空間のあるアーバンユニット
おわりに
 1 場所の声を聞く 建築環境デザインの実践-次代を担う学生に
   伝えたいこと、一緒にやっていること-
 2 集住空間のデザイン-マス、ボリューム、スケールの彼方-
 3 上空からの写真 ボリュームとスケール