個人科学としての心理学 分析から自証へ
野村 幸正 著
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判 型 | 四六判上製 |
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ページ | 384頁 |
定 価 | 2,750円(本体2,500円+税) |
ISBN | 978-4-87354-587-5 |
分類コード | C3011 |
刊行年月 | 2014年07月 |
心理学が学として確立するためには、現行の分析科学のもつ限界を認識し、それを代替、補完する科学が不可欠である。本書は東洋思想を基軸にして前概念的な生の世界、つまり体験の内容ではなく過程(純粋経験)に着目し、その自証体験、および内部観測から行為の理論を構築し、その普遍性を独自の実践を介して吟味してゆく。
- 目 次
序章
第1章 私について
第2章 関係性について
第3章 心理学について
第4章 認識について
第5章 行為について
第6章 熟達について
第7章 伝心について
第8章 個人科学について
第9章 いのちについて
第10章 唯識について
終章