日本近代文学と思想性
吉田 永宏 著
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判 型 | A5判 |
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ページ | 654頁 |
定 価 | 4,730円(本体4,300円+税) |
ISBN | 978-4-87354-446-5 |
分類コード | C3095 |
刊行年月 | 2007年03月 |
主として昭和期の作家・作品を、プロレタリア文学を中心として、文学史の流れの中で取り上げている。平野謙・伊藤整・中村光夫の私小説論の分析を通じて<私小説>の本質を考究し、戦後「政治と文学」論争を平野謙の理論を通して解明。藤村「破戒」の差別性の論議の研究を中心に、部落差別と文化・文学の問題にメスを入れた。
- 目 次
- 1 昭和期文学の問題-戦争と文学
2 戦後文学の世界
3 プロレタリア文学作家の問題
4 大正期作家の問題
5 森鴎外から現代作家まで
6 近代文学と人権問題