中国華東・華南地区と日本の文化交流
藤善 眞澄 編著
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所国際共同研究シリーズ3 |
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判 型 | A5判 |
ページ | 248頁 |
定 価 | 3,080円(本体2,800円+税) |
ISBN | 4-87354-335-5 |
分類コード | C3020 |
刊行年月 | 2001年03月 |
中国文化の受容といえば、つい政治の中心地を思い浮かべがちだが、沿海地域の比重には遥かに及ばないとの反省に立ち、浙江大学日本文化研究所と提携した共同研究の成果である。「浙江と日本」につづく第二弾「円珍と【ぶ】州商人李達」をはじめ「江都の漆工<蘆家>」や「日本に伝わった漢訳イソップ物語」など、さまざまな問題を扱う。
- 目 次
- 円珍と【ぶ】州商人李達
本草の南北問題
成尋入宋時の杭州仏教
入宋僧と蘇州仏教
寧波天一閣所蔵博多在住宋人の石碑について
元代における中日商船の往来について
明・正徳元年崇明島の海盗施天常の乱
江都の漆工「盧家」
漂着唐船と日本
清末民国初期の福建省海外移民事情
日本に伝わった漢訳イソップ物語
第三代駐日公使徐承祖について
呉慶抵及びその『日本東京各学校参観筆記』