関西大学出版部

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動学的一般均衡理論研究 

神保 一郎 著
 
 
 
判 型 A5判上製函入
ページ 228頁
定 価 3,850(本体3,500円+税)
ISBN 4-87354-259-6
分類コード C3033
刊行年月 1998年05月
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まず静学的生産の理論、貯蓄を含んだ消費理論が議論された後、価格が固定された経済の動きを論じる。貨幣はもはやヴェールではなく、その存在が社会的厚生を増加させるのが証明される。このような静学的理論を基礎として、動学的一般均衡理論ではターンパイク定理、環境問題の影響、価格の成長経路への効果が分析される。

目 次
第1章 経済学と数学的方法  第2章 静学的生産モデル  第3章 凹生産関数と双対性  第4章 需要理論の基礎モデル  第5章 測度と選好  第6章 選好関係と間接効用関数:序数  第7章 選好関係と関数効用指標関数  第8章 区分的に連続な効用指数関数と競争均衡解の存在  第9章 超過需要対応の存在について  第10章 競争均衡とコア  第11章 競争均衡と固定価格  第12章 ターンパイク定理について  第13章 均衡成長と安定条件  第14章 公害除去と経済成長率  第15章 経済成長径路のターンパイク性について  第16章 経済成長の最適径路  第17章 経済成長の一般均衡モデル