関西大学出版部

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現代日本論入門 

眞鍋 俊二 著
 
 
 
判 型 四六判
ページ 280頁
定 価 2,136(本体1,942円+税)
ISBN 4-87354-160-3
分類コード C3031
刊行年月 1993年05月
品切れ

国際化とジャパンバッシングのなかで、日本的なレトリックや思考方法の特性が改めて問題にされたが、いまや、内外ともに新しい時代を迎える中で、そのメリットとデメリットの再検討が急がれている。本書では、日常日本人の生活のなかから馴染みやすい考察事例をとりあげ、日常政治哲学の視点から様々な問題提起をしている。

目 次
プロローグ ―現代日本を考える視点―
1 転換期のキイワード
 第1章 バブル  第2章 ボーダーレス  第3章 分離  
2 集団と個人
 第4章 集団主義と個人主義  第5章 同質性と一体化  第6章 孤立と分散  
3 ダブル・スタンダード
 第7章 ダブル・スタンダード  第8章 ウソとホント  第9章 二重性の現存
4 自然、空間、中庸
 第10章 自然と人為  第11章 空間と共同体  第12章 中間・中庸・曖昧
5 現代の人間
 第13章 人間と神  第14章 人間の退化  第15章 オンナの時代、コドモの時代
エピローグ ―新時代の若者たちへ―