関西大学出版部

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技術の文化史Ⅱ 匠の技と美

下間 頼一 編著
緒方 正則 編著
 
 
判 型 B5判
ページ 276頁
定 価 3,630(本体3,300円+税)
ISBN 978-4-87354-611-7
分類コード C3050
刊行年月 2015年03月

広く世界を実地調査し、水道橋・鋏・らせん揚水機等水技術・たたらと日本刀・イスラム装飾タイルの起原を探求した。ケルト文化やヒッタイト文化を見聞し、欧州最高峰モンブランに登頂し、緑のアラビアを実地調査し、技術の発祥と発展を14人の著者が分担解明した。世界各地の水彩スケッチや天工開物等のコラムを挿入した。

目 次
1章 技術文化史研究会の歩み(奥瀬裕従)
 2章 水道橋の技術史(南正晴)
 3章 鋏の技術文化史(佐々木堯)
 4章 印章の歴史(塩津宣子)
 5章 水に関する技術の多様性(中辻 武)
 6章 らせん揚水機(小沢康美)
 7章 ケルト文化(下間頼一)
 8章 たたら製鉄、和鋼と日本刀(井上達雄)
 9章 モンブラン登頂と登山技術の発達(高橋通央)
 10章 ヒッタイトとその鉄文化(渡部紘一)
 11章 イスラーム 装飾文様の文化 ―装飾タイルの文様を中心に―(山本美智子)
 12章 緑のアラビア探訪 ―イエメンの古代ダム・シバの女王の謎―(与田弘子)