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[概 要] |
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1. 文部省学術フロンティア推進拠点 関西大学大学院社会学研究科 |
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学校教育における包括的ストレス・マネージメントに関する
臨床心理的実践研究 |
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平成10年度、関西大学大学院社会学研究科は、各分野について先進的な研究を行う専門機関として、文部省から学術フロンティア推進拠点に選定された。これを受けて本学では「学校教育における包括的ストレス・マネージメントに関する臨床心理学的実践研究」に関する二つのプロジェクトを平成11年度から5ヶ年にわたって組織し、子どもの問題行動の改善に向けた取り組みを行うこととなった。
第1プロジェクトの目的は、 |
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第1プロジェクトの目的は、子どものストレス耐性の向上を目指す日本型ストレス・マネージメント教育のためのプログラム開発することである。ストレスに関する教育は欧米各国で早期から正規の授業カリキュラムに取り入れられ、子どものストレス耐性の向上に効果を上げてきた。ストレス・マネージメント教育を効果的に行うためには、日本の教育の現状を十分に考慮しながら、臨床心理学の理論と技術を応用した教育プログラムを新たに考案する必要がある。本プロジェクトではいくつかのモデル校を中心に、ストレスについての知識教育と、リラクゼーションなどのストレス緩和技法の実習を行いながら、我国で導入しやすい教育プログラムの開発を試みる予定である。 |
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第2プロジェクトの目的は、教員の心理的負担の軽減をはかるために、テレコミュニケーションを利用したコンサルテーション(相談活動)の方法を検討することである。テレコミュニケーションはNTTの電話回線を用いて、画像と音声を同時に双方向で通信することのできる高度情報通信手段で、もっぱら遠隔地の授業やテレビ会議などに利用されている。本プロジェクトではテレコミュニケーションを用いた実際的なコンサルテーションの技法についての研究・開発を行う予定である。 |
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2. 本プロジェクトの研究組織図 |
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プロジェクトに参加する主な研究者はこちらで紹介しています。 |
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