概要と沿革
法学研究所の概要(沿革)

法学研究所は、立法・司法・行政の実務・理論・政策にかかわる諸問題をとりあげ、調査研究することを通して、学問的先端領域を開拓するとともに、市民の法生活の質的向上と法文化の発展に寄与することを目的として設立された研究機関です。
2023年度は、4共同研究班(インターフェース政治研究班、技術発展をめぐる刑事法の課題研究班、行政における法執行研究班、商行為総則・各則規定研究班)が活動しています。また本研究所は、新しい立法や研究動向をフォローする公開講座などを開催して、研究成果を市民・実務家などに還元するよう努力しています。研究所の活動成果は、『研究叢書』や機関誌『ノモス』などに掲載・発表され、研究者や実務家などから高い評価を得ています。
こうした実績が評価されて、2000年4月に文部科学省・私立大学学術フロンティア推進事業拠点として選定され、2005年3月まで国際金融革命と法とのかかわりをテーマとする研究プロジェクト活動を展開しました。2008年9月にはこれまで蓄積してきたマイノリティ研究を基盤として、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択され、新たに「マイノリティ研究センター」を立ち上げて、2013年3月まで研究活動を展開し、成果を上げました。