博士課程前期課程(総合人文学専攻 身体文化専修)
2015年度の専修科目(演習を伴う科目)を掲載しています。
前期課程
専修科目 |
教員氏名 |
健康福祉研究 |
岡田 忠克
狭間 香代子
村川 治彦
山縣 文治
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健康福祉研究
わが国の急速な少子高齢化は、社会経済的側面に影響を与えるとともに、個々の生活にも諸種の問題を発生させている。このような社会的状況に対応すべく、わが国の保健福祉領域においても多様な施策がなされ、また地域社会ではNPO活動などにみられるような支援活動が展開されている。本領域では、人々が健康で安定した生活を支えあう福祉文化社会の構築をめざして、社会保障や社会福祉の諸政策のみならず、福祉コミュニティ論やソーシャルワーク実践論などを含め、社会全体での支援のあり方について、多方面からの研究できる場を提供する。
【担任者および研究テーマ(概要)】
■岡田忠克 教授: 社会福祉政策の実施と運営に関する研究
福祉国家の形成過程におけるイギリスと日本の地方自治体の福祉行政及び運営管理に焦点をあてた国際比較研究を行っている。
okadat
kansai-u.ac.jp
■狭間香代子 教授: ソーシャルワーク実践理論の比較研究
今日のソーシャルワーク実践理論において、重要なモデルの一つとして位置付けられるストレングスモデルを対象にして、ポストモダン思想の視点からこのモデルの今日的意義を考察している。
hazamak
kansai-u.ac.jp
■村川 治彦 教授:対人援助領域における身体性を基盤としたケアのあり方
心理、福祉、教育、看護、医療など対人援助領域において心身二元論がもたらす諸問題を、身体性を基盤とした実践法や研究法を導入することで乗り越える可能性を探っている。特に一人称の体験を質的研究に活かす方法の構築に関心がある。
murakawa
kansai-u.ac.jp
■山縣 文治 教授: 子ども家庭福祉に関する基礎研究および応用としての実践研究
子ども家庭福祉のなかでも、社会的養護、子育て支援、就学前保育教育などに関心をもち、理論研究、政策研究、実践研究などに取り組んでいる。
fyama
kansai-u.ac.jp
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