著書名: 『内務省』
著者: 内務省研究会編
出版社: 講談社
紹介HP: https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000412775
【ひとこと】
私(若月)も幹事を務めたことがある内務省研究会では、25年間にもわたって、日本政治史や日本近現代史を研究する中堅・若手の研究者を中心として、大学や分野、さらには国境を越えて活発な研究交流がなされてきました。多士済々の研究会のメンバーによって、近現代日本の政治や行政に関する研究は大きく進展したと言っても過言ではありません。本書は、その主なメンバーが集結して、近代日本に君臨した巨大官庁である内務省の全体像を描き出した力作です。私は、通史編の第二章で、他の省庁に対して圧倒的に優位な位置にあった明治後期から大正期の内務省について概観しています。歴史に関心がある方はぜひ手に取っていただきたいと思います。