1月10日(金)1時限目「展開講義(海外競争法)」において、滝川敏明教授の退職記念特別講義が開催されました。

滝川教授は、2001年に本学にご着任されてから、現在に至るまでの長きに渡り、本学部の研究、教育活動に従事され、多大な功績を残されました。

講演では、「競争者排除行為規制の世界的動向-グーグル、アマゾン等デジタル巨大企業に焦点を当てて-」をテーマに、競争法について実例を挙げながら解説を始めました。とりわけ、アメリカの巨大企業Google、Apple、Facebook、Amazon(GAFA)の存在が、アメリカ社会に及ぼす影響について、日本社会と比較しながら言及し、企業間競争のルール設定の重要性を伝えました。

最後には、「これから人生100年時代に入り、面白い社会なっていきますので、これから楽しんでください。」と受講生に激励の言葉を送り、講義を終えました。