
総合情報学部の特長のひとつに、実習科目の充実があげられます。「情報」に関する知識と合わせて、確かなリテラシー能力を身につけるための実践的な科目として、1年次から3年次まで多様な科目を設置しています。授業では、大学院生によるTAや上位年次生によるSAがついてサポートします。
1年次春学期に必修科目「ソフトウェア実習」を学んだ後、1年次秋学期には、今後必要となるベーシック科目5科目から2科目を選択履修します。上位年次には、それらのアドバンスド科目、複合的に発展させた科目、専門性を加味した科目を設置しているので、自分が身につけたいスキルを段階的に磨くことができます。
プログラミングをはじめ、データ分析、グラフィックス、ネットワーク活用、ポスター・CM映像の作品制作など、あらゆる分野の実習科目を設置しています。コンテンツ企画力やクリエイティヴスキル、プログラミング能力など、さまざまなスキルの習得が可能です。
講義科目と実習科目がリンクしているケースがあります。講義で学んだ内容を実習科目で実践的に学ぶことで、学習効果はますます高まります。また、直接的なリンクはなくとも、相互に興味を引き立て、理解を深めるための関連科目が数多くあります。
近年のメディア・テクノロジーの革新のもとで、映像作品発表の場が従来のテレビ局やビデオ作品、映画等のメディアに限らず、インターネット上にも求められるようになってきた。この実習ではそうした時代背景のもとに、小型化した民生用映像撮影機材が普及してきたことを受けて、民生用デジタル映像機器とパソコンを利用した映像作品の制作をおこなう。 そのなかで映像作品制作の基礎を学ぶことにより、多メディア時代における基礎的能力としてメディアリテラシーの基本を身につけることをめざす。
BGM音楽著作権: taitai studio
本実習は、コンピュータを利用し、テキスト、グラフィック、アニメーション、音声等を組み合わせたマルチメディア作品の制作を通して、急速に多様化するメディア環境について問題意識を養うことを目的とする。画像処理、オーディオ処理、動画処理の基礎を学ぶとともに、マルチメディア作品を制作するための一連のプロセス(企画・構成・制作・評価)を実習する。
本科目は、3次元CGのアプリケーションソフトウェアを使い、静止画の制作を行い、またCGアニメーションの原理を理解する。特に3次元CG特有の概念や専門用語を理解し、CG制作の概要を把握することを目標としている。ハードウェアはMacintosh、ソフトウェアはStrata StudioPro、Shade等を利用する。