
総合情報学部は、情報をキーワードとして文系/理系という枠組みにとらわれず、幅広い分野を横断的に学べるユニークな学部です。今回のオープンキャンパスでは、体験型イベントを通じて3つの系「メディア情報系」「社会情報システム系」「コンピューティング系」をご紹介しました!メディア情報系では、デジタル化された本格的なスタジオでテレビ番組の制作体験。社会システム情報系は、身近なテーマを題材に商品開発とマーケティングの基礎を体験してもらいました。そしてオモチャをコンピュータで操作しながら、コンピュータの可能性や楽しさを体験してもらったコンピューティング系。ここでは、大盛況だったオープンキャンパス当日の様子をリポートします。総情の学びの一端に触れてみてください!


イベントスタート前からスタジオは来訪者の方で大盛況。本格的な撮影機材を前に緊張と期待が入り交じった雰囲気の中、いよいよイベントがはじまります。まずは学生スタッフによる番組収録の実演。カメラマンや現場を取り仕切るディレクターの動きに、みなさん関心しきりの様子です。さあ、続いては来訪者の方に番組収録を体験してもらいます!

カメラマン、ディレクター、出演者役の来訪者が学生スタッフから番組の流れや機材操作のレクチャーを受けたら、ディレクター役のキューサインでいよいよ収録がスタート。みなさん緊張しながらも、はじめてとは思えないほどスムーズに番組が進行すると、観覧席からは自然と笑いや拍手が起こり、収録は大成功!最後は先生から総情の授業やカリキュラムについてのお話を伺いイベントは終了。このメディア体験を通じて総情ならではの学びの可能性を感じてもらえたのではないでしょうか。


まずは参加者のみなさんを、社会情報システム系のゼミ生が実際に取り組むテーマごとにグループ分け。いよいよ商品開発体験が始まります!みなさんはマーケティングの重要なポイント"4P"って知っていますか?『製品(Product)』『価格(Price)』『プロモーション(Promotion)』『流通(Place)』この4つがターゲットの動向を探るための重要な観点。まずは各グループでテーマについて思いつくことを出し合います。


最初は初めて顔を合わせた参加者同士のグループワークに戸惑いもあったようですが、徐々に緊張もほぐれてあちらこちらで活発な意見交換が。企業が競合製品をどう評価・比較し製品をつくっていくのか?普段の生活の中では触れる機会の少ない商品開発の裏側に参加者も関心しきりの様子でした。日常を新たな視点で見つめ直してみる、そんな小さなきっかけが総情での学びの大きなきっかけとなるのです。

まずは参加者のみなさんを、社会情報システム系のゼミ生が実際に取り組むテーマごとにグループ分け。いよいよ商品開発体験が始まります!みなさんはマーケティングの重要なポイント"4P"って知っていますか?『製品(Product)』『価格(Price)』『プロモーション(Promotion)』『流通(Place)』この4つがターゲットの動向を探るための重要な観点。まずは各グループでテーマについて思いつくことを出し合います。

最初は初めて顔を合わせた参加者同士のグループワークに戸惑いもあったようですが、徐々に緊張もほぐれてあちらこちらで活発な意見交換が。企業が競合製品をどう評価・比較し製品をつくっていくのか?普段の生活の中では触れる機会の少ない商品開発の裏側に参加者も関心しきりの様子でした。日常を新たな視点で見つめ直してみる、そんな小さなきっかけが総情での学びの大きなきっかけとなるのです。



今回紹介したのは、どれもゼミ生だけで開発した自慢のコンテンツ。 紹介ブースにもこだわり、来訪者とコミュニケーションを取りやすい機能的な配置に仕上げました。iPad2を使ったプレゼンテーションは、マルチタッチや各種センサーを活かしたペイントソフトを体験してもらうもの。使いやすさとエンターテインメント性を追求したこのアプリケーションは、ペイントソフトの持っている機能をほぼ網羅しているのはもちろん、スムーズな描き心地にもこだわりました。作品はどれも力作揃いで、来訪者の方々にも大好評。夢中で絵を描いていただいた姿が印象に残りました。他にも公式発表予定の防災教育用コンテンツや、総情の先生方の研究を紹介するWebコンテンツ、Flashゲームも紹介。受験生だけでなく保護者の方にも、楽しみながら総情での研究活動の一端に触れていただけたように思います。私たちゼミ生にとっても、高い意識をもって入念に準備してきたプレゼンテーションが実を結び、充実した時間となりました。受験生の皆さんにも、ここ総情でこんな達成感を味わって頂きたいと思います。
堀雅洋ゼミの詳しい情報は堀ゼミでご紹介しています。


今回はマウスやキーボードのかわりに影や人の動き、ゲーム機のリモコンなどを使ってコンピュータを操作、直感的に楽しめるインタラクティブ作品を体験してもらいました。実はコンピュータやプログラムの使い方は多種多様で、新しい入力方法を自分たちでつくりだすこともできます。人の動きをwebカメラで読み取り、その動きに合わせてカラフルなドットを発生させるメディアアート作品の展示では、体験した受験生から「プログラムのイメージが変わった」「自分もこんな作品を作ってみたい!」という感想を頂き、コンピュータやプログラムは難しいという既成概念を取り払うことが、新しい発想や学びのきかっけになることを実感してもらえたのではないでしょうか。他にも積極的な質問が飛び出し、とても活気のある展示になりました。私たちの作品を通じて、可能性に満ちたこのコンピュータの世界に少しでも興味を持ってもらえたのなら嬉しく思います。受験生のみなさん、ぜひここ総合情報学部で一緒に学びましょう!
松下光範ゼミの詳しい情報は松下ゼミでご紹介しています。
今回紹介したのは、これまでの心理実験で使用した"顔"の素材と、その素材を作るための顔画像合成システム(FUTON system)。実験素材は、4人の顔から作成された2種類の顔で、1つは4人の平均顔、もうひとつは輪郭・目と眉・鼻・口などのパーツを別々に取り出して結合した顔です。来訪者の方々は、合成の仕方によって印象が変わる2つの"顔"を興味深くご覧になっていました。体験コーナーでは同一人物の"喜び"と"怒り"など、異なる表情の平均顔をみなさんに実際に作成してもらいました。このシステムを使えば、顔のパーツごとの設定で2つの表情の平均顔が簡単に作成可能。みなさん楽しみながらさまざまな混合割合の平均顔を作っては、見せ合って笑い合う姿が印象に残りました。他にも認知研究と情報学の関わりについても紹介し、総合情報学部での幅広い学びの一端に触れて頂けたのではないかと思います。受験生のみなさんにここで多くのことを学んでもらいたいと思います。


新しい音インタラクションをつくるグループでは、超ミニ楽器やダイヤル式ループ音楽システムを使った演奏装置、絶対音感をトレーニングできるボイスシューティングゲームを紹介。メディアアートをテーマとしたグループは服のシマ模様に触れることで音を出す装置や、VJソフトとLEDライトをシンクロさせたシステム、植物やデジタルカメラの画像を利用したインタラクティブアートを展示しました。
他にも仮想コミュニケーションのグループは、自動実行されるプログラムを使って情報を配信する"つぶやきbot"にキャラクターを持たせ、挨拶などのアクションをするシステムや、Microsoft Kinectで取得した人間の動きをキャラクターにダンスさせ、さらにその動きを編集するシステムをプレゼンテーション。作品を体験した受験生はみんな、総情生ならではの柔軟な発想に驚いたり感動してくれていたり、その姿を見て私たちも思わず嬉しくなりました。
